先にコメントしておくが、今タイムリーな痴漢冤罪の話ではない。
大学4年生になり、東急田園都市線を利用しての通学も当然4年目に突入した。
さて、これまで4月といえば、新大学生・高校生、新社会人、特に東京本社で研修のある人が多いこともあり、例年溝の口到着時点で+10~15分かかることは日常茶飯事であった。
特に大学1年生の頃は酷く、「毎日遅れる」といっても過言ではない状況であった。
ところが、今年度はどうやら人の流れが変わっているような気がする。9時に大学に着かなければならない日がこれまで6回あったのだが、そのどれも遅延がほとんど発生していなかったのである。
9時半に着かなければならない火曜日には、一度だけ大きな遅延があったが、それにしても遅延が減ったのである。
そして、宮崎台駅先、「三井住友銀行上」、宮崎台〜梶が谷「トンネル」など、これまでしょっちゅう駅外での停車が発生していた場所もスムーズに通過できるようになり、溝の口駅手前、通称「大井町線が止まってるとこ」でさえも通常速度で通過できる日が多いのである。
果たして何故なのだろうか、理由は不明だ。とはいえ、遅れないのは乗客である筆者にとって非常にありがたい。
なお、昨年3月のダイヤ改正で、長津田駅時点で8時5分以降の列車本数がわずかながら削減されていて、このことによる影響はあるものと思われる。
すなわち、溝の口駅、(渋谷駅)の停車時間が延びることによる遅延の発生と連鎖が、列車本数の削減によりその連鎖の部分をある程度解消できたという可能性もある。
さて、これとは裏腹に、大井町線の遅延は以前より格段に増えたように思う。
これは、もしかしたら通勤経路の大井町線への転移が進んだことを示しているのかもしれないが、より大きな理由としてホームドアの拡大があると筆者は考えている。
現在、(大岡山まででは)ホームドアは溝の口・上野毛・尾山台・緑が丘に設置してある。この各駅での停車時間が明らかに延びているのである。これが遅延の原因であるのは言うまでもないだろう。
とはいえ、大学1年、2年生のころの田園都市線ほど酷くはないので、安定した通学が崩れていないのは喜ばしい限りである。
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