備忘録: ベビーカーマーク、優先席とヘルプマークの時代考証

平成末期の鉄道模型をやると、ベビーカーマークの有無や優先席ステッカーの新旧に悩むことがあるのでまとめておく。どれも順次交換であって一斉交換ではないので、その仕様があったかなかったかを厳密に今から振り返って確認するのは至難の業ではある。

(1997年)~2014年8月: 旧タイプ

丸形のデザインで、模型で言えば銀河モデルのN-588など。今銀河モデルは品薄のようで、代替品は世田谷のこれとか。

205系の全盛期や、横浜線E233の駅スタンプありは、この仕様がしっくりくる。

2014年8月〜2015年秋: 旧タイプ+ベビーカーマークあり

典拠はこちら(JR東日本サイト)。模型製品は旧タイプ優先席に、トレジャータウンのインレタなどを併用。

時期としては極めて短く、どっちつかずなので使うことは少ないと思う。宮ウラ標記のE233系はこれ以前になるので注意。

2015年秋〜: 新タイプ

典拠はこちら(Jタウンネット)。模型製品は銀河モデルのN-580などだがこちらも品薄で、くろま屋のこれとかが使える。

上野東京ラインや南武のE233系はこれが自然だと思う。横浜線110thも(作ったとしたら)ここになる。

2019年夏〜: 新タイプ+ヘルプマークあり

典拠はこちら(4号車の5号車寄り)。製品としては、ヘルプマーク位置のバリエーションがあるがこれとか。

真の意味での「現代」はこれで、ヘルプマークが後付けのものもヘルプマークが内部に含まれているもの(E131など)もあるので実車調査が必要で厄介。

一体型の場合は正直なところ、模型にしたら新タイプとほとんど区別はつかないのであまり気にしなくてもよい。外付け型は白色のヘルプマークが目立つが模型サイズにすると小さすぎるのでどっちみち気にしなくてもよいかもしれない。

E131系やTWR 20th HM、メトロ18000系、東急のxx20系シリーズはこの設定が自然だろう。ただしTWRについてはネットに上がっている動画を確認したところヘルプマークの外付けらしきものは確認できなかった。


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