このほど、5年半使っていたiPhone 11がさすがに限界なのでiPhone 16へと機種変更した。本来ならSE4(現: 16E)を視野に入れていたのだが、円安影響もありコストパフォーマンスが良くないと感じ、少し積んでiPhone 16とした。
同時期に、筆者の利用しているIIJ mioにてSIMの不具合予防のための交換が奨励されていたので、ものはついでだと不具合交換に申し込んでしまった。今思えばこれが大きなミスだった。
機種変更後にSMS認証が必要であるアプリの存在を忘れていた!!
まあタイトルですでにオチているのだが。筆者は、母艦たるMacを使って、「iPhone内の全てのデータをバックアップ」+「重要なデータの暗号化」設定をすることで、旧環境をそっくりそのまま新機種に移すことを想定していた。ところが、一部のアプリにて機種変更に伴い認証が解除され、再認証にSMSを要するのである。SIMの不具合交換に申し込むと、一定期間通信が不能になるので当然SMSも受信できない。ということで新端末で数日の間、一時的に一部アプリが使えなくなってしまった。
SMS認証が要るアプリ
- Walletに取り込む一部クレジットカード
- TAXI GO
- JALマイレージバンク
- 銀行系のワンタイムパスワード生成(一部を除く)
SMS認証が基本だが代替手段が用意されているアプリ
- 一部のクレジットカード系アプリ(メールへのOTP送信)
- LINE(Apple IDとの連携)
- PayPay(旧端末のQR読み取り)
そもそも別の方法で本人確認する
- 某赤いメガバンク(マイナンバーか免許)
(サブカードがあるとはいえ)Apple PayによるNFCが数日間使えないのは痛い。やってしまった。しかもSIMカードは宅配ボックス不可らしく、確実に在宅していなければならない問題が発生してしまった。
教訓
大事な切り替えは面倒でも段階を分けよう!
おまけ: 配信終了アプリを復旧するには
先ほど「iPhone内の全てのデータをバックアップ」と書いたが、どうやらあれはウソであるらしく、アプリケーション本体はApp Storeから復元のタイミングで再ダウンロードしているようである。この時点でApp Storeでの配信が終わってしまっているアプリは新しい端末では通常使えない。そこで以下の方法で手動でインストールした。
※免責事項: 本ブログの手順を実行したことにより生じた、データ消失などをはじめとしたあらゆる損害について、筆者はその責を負いません。実行の際は必ず自己責任にてお願いいたします。
- iMazingを利用し旧端末を母艦にバックアップする(トライアルの無料版でよい。)
ファイル>アプリ>適当な配信終了アプリを選び、「アプリを抽出」とすると、バックアップが取られる。 - 左側のツール>アプリを管理 を押し、ライブラリのタブに移る。
- インストールできていないアプリもリストアップされているので、雲のマークになっているところを押し、ダウンロードする。ここでApple IDのサインインが必要になる。
※ここの挙動が分かっておらず、Apple Storeの内部にあるファイルを直接落としているのかもしれない。とすると母艦へのバックアップはいらないことになる。が、数年前に終了したアプリもダウンロードできたので、Apple Storeにあるとは思いがたい… - アプリを右クリックし、.IPA をエクスポートを選択し適当なフォルダに書き出す。
- エクスポートした.ipaファイルをAirDropでiPhoneに送り込む。
- するとあら不思議、配信終了アプリが使えるようになっている!!!
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