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これの続き。
2.4 佐江戸北山田線(歴博通り)
港北ニュータウンのもう一つの背骨が、この佐江戸北山田線である。便宜上、その南部の中原街道も含んで論じる。
この道は、南から
・緑産業道路区間
・中原街道未改良区間
・中原街道既拡幅区間
・平台〜北山田間
・北山田以北
の5つに分けられる。
緑産業道路区間は、片側2車線で走りやすい道である。しかし、渋滞が多いのが欠点である。その主因は、主にららぽーと横浜である。
また、宮の下交差点の右折待ち列は基本的に長い。信号2、3回分は覚悟すべきである。
その次の中原街道未改良区間は、驚くほどに狭い。それもそのはず、地蔵尊前交差点で曲がるほうが中原街道だからである。この区間は少し大きな車が来るとすれ違いに難儀するばかりか、電柱が車道に張り出す、歩行者に神経をすり減らすなど、非常に疲れる道である。
山王前でららぽーと方面からの道と合流すると、中原街道の既拡幅区間となる。この区間は無駄にデカイ開戸の立体など設備が豪華で、流れもよく走りやすい。区役所通りと比較し、沿道は田畑が広がるため右左折車も少なく(キャパオーバーにならず)快適である。
ただし、星谷での速度超過に注意されたい。
東方原で中原街道を分けると、いわば「本来の歴博通り」となる。この区間は、茅ヶ崎〜請地間の3車線区間を含み、非常に走りやすい。この部分の構造は、3車線区間の左車線がその終端で左折専用車線となり消えることも含み、ほとんど区役所通りと対称な設計となっている。しかし、信号の数が若干ながら異なる。
茅ヶ崎〜請地間は、対応する中村〜牛久保間に比べ信号が2つ少ない。一方で、請地〜北山田間は、対応する牛久保〜すみれが丘入口に比べ信号が1つ多い。この部分を走行する場合は、これを踏まえてルート選択をするとよいだろう。また、信号のつながりは歴博通りのほうが良いように感じる。
また、なんとなくではあるが、ルララこうほく・ノースポートモールのほうが、区役所通り側の港北みなもなどより本線へ伸びる渋滞が多いような気もするので左車線の流れには注意したいところ。
請地以北は特段書くこともないほどに優れた道路であるが、アップダウンは大きい。また北山田の右折は詰まりがちなので、北綱島方面に向かう際は、山田富士公園前経由の裏道利用も検討したいところ。
北山田交差点以北は、はっきり言って使い道がない。
なぜなら、打越交差点の少し先でどん詰まり(正確には生活道路化する)になるため、どこへ抜けることもできないからである。この点は区役所通りと異なる。
他方、通過交通利用ができないため、交通量は少ないといえよう。
2.5 県道45号(中原街道)
この道は、向原〜茅ヶ崎中学入口が片側2車線、ほかは片側1車線である。また、大塚原〜向原間が新横浜元石川線(個人的に「送電線通り」と呼んでいる)と重複している。
東方原で歴博通りを分けた中原街道はふたたび1車線となり、大塚原交差点へ向かう。大塚原〜向原は片側3車線・60km/h制限の快走路である。
ここで問題になるのが、東方原〜向原間において、平台交差点を経由すべきか否かである。
平台交差点を経由するルートは若干ながら遠回りであるが、東方原・大塚原とも本線通過となり、前後の信号のつながりがよくなる。一方、経由しないルートはその逆となる。
これは、結論から言えば、大塚原→東方原は平台経由が良いが、その逆は気分で決めるべきだと思う。
その理由は、平台交差点がセパレート型であることだ。大塚原→東方原の方向は左折であるため信号が長いから、高速走行可能な平台経由ルートのメリットが活かされる。また、2つの交差点で本線通過となりつながりもよくなる。
しかし、逆方向では、このメリットが、平台交差点の右折矢印点灯待ちでほぼ相殺され、2ルートで差がなくなるのだ。
なお、大塚原交差点は、南側からと北側からの青信号がずれている変速パターンの信号であるため、待ちが長くなる場合があることが比較的多いことも合わせて付記しておく。
向原交差点から北に向かうと、ただひたすらにまっすぐな道となる。向原のすぐ北には、押しボタン式信号があり見落としやすいので注意したい。
茅ヶ崎中学入口を超えると、片側1車線となるが、中央分離帯・車線ともに十分な幅があるため走行に不便な道ではない。ただし、信号のつながりはあまり良くないように思う。勝田橋付近も改良された現在、道路はそのまま特記事項もなく、百石橋西側などを経由し川崎市方面へ向かう。
なお、ニュータウン区域を超えた久末・野川・千年方面は比較的渋滞が多い。これを回避するためには第三京浜を使う他ないだろうそもそも第三安いし、ケチる理由もない。
ちなみに、中原街道の沿道は比較的田舎である。
2.6 大熊東山田線
新栄高校南側〜東山田スポーツ会館を結ぶ、第三京浜都筑ICのアクセス道路でもある道。全線に渡り片側2車線で、信号も比較的繋がる道という印象。交通量はそこそこあるものの、線形もよく、夜間はぶっ飛ばしやすい道である。
一方、南側から都筑ICに入る場合は右折渋滞が起きる。この右折渋滞は手前の交差点(実際は中央分離帯で区切られており、右折はできない)よりも前から始まるので、混乱しやすい。
なお、「新栄高校前」と「新栄高校南側」の交差点の雰囲気が似ていて、夜は特に間違えやすいのである意味注意かもしれない。筆者はこれまで3回ぐらい間違えた。
この道の記事の分量が少ないのは、あまり走らないから印象がないのもちょっとある。
以上、南北軸について筆者の主観を述べてきた。気が向いたら東西軸をやるかもしれない。
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