九州・沖縄旅行記 3.宜野湾にかかる虹

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3日目の朝は、浦添市の民泊型の宿、「アルセ琉球」からスタート。

朝食は至近に立地するA&Wバーガー 牧港店にて。こちらは、米津玄師のMVに登場したことで有名であるが、その一方でえいがさきにおいても、ランジュがグランプリを降りようとしたシーンで登場。前シーンとの関連を考えるとこれもキャラクターたちが距離ガバであることになるが果たして…?

朝食はワッフルのモーニングセットにルートビアとした。ルートビアは、誰が言ったか「飲むサロンパス」。匂いは確かにサロンパスなのだが、味は甘くてジュースのよう。しかし、ジュースであることは確かなのに、なんのジュースなのかは分からない。そんな不思議な飲み物であった。メニューに一切書いていないのだがルートビアはおかわり自由である。とはいえ、ジョッキになみなみ注がれたルートビアの量はそれですでに十分であり1、おかわりの必要性は感じなかった。

まず練習前に宜野湾へ。とここで、宜野湾の空にきれいな虹がかかっていたのである。虹ヶ咲の聖地巡礼も兼ねたこの旅で、自然現象としての虹を観測することができたのは非常に幸運であったうえ、そもそもこれほどまでに奇麗な、それも二重の虹を見たことすら人生で初めてかもしれない。
…とここまではそう思っていたのだが。それは後述。

同行者が戦略を考えている間に、隣の沖縄コンベンションセンターを訪問。

この沖縄コンベンションセンターは、作中において赤嶺天および石嶺小糸が通っていた高校のモデルとして描かれている。やはり距離ガバである(3回目)。なお室内は開放されておらず訪問はしなかった。

どうやって備瀬から宜野湾まで通ってるんだ、と真面目に考えてみても余り意味はないのだが、公共交通で通うには5時台に備瀬を出ることが必須であるようだ。ところで、彼女らは通っている高校の隣がDeNAのキャンプ地、ということになる。ということは、DeNAベイスターズのファンになってもおかしくはない。もし作中の物語のあとも両校で交流が持たれているのであれば、2期10話で横浜スタジアムの前に現れたミア・テイラー2(と朝香果林3)と、野球キャンプの話をして…誰かそういう二次創作ください(*^○^*)

劇中、ライブに観客がほとんどいなかったシーンの後に映し出された謎のオブジェも訪問することができた。

さて話を戻すと、同行者は先に北谷の中日を訪問するという作戦をとることを決定。筆者も当然ついていった。

早出により、ダブルプレーを想定したノック練習が行われていた。

朝9時半ころになるとミーティングが始まった。これを見届け、我々は宜野湾に戻ったが、駐車場が満車となっていた。そのためやむなく近隣別場所に駐車した。最初から宜野湾にずっといても良かったかもしれない、と思った。

到着後、宜野湾のサブグラウンドではピッチャー陣の投球練習が行われていた。が、それも程なくして撤収。

なんと、この日の午前は非公開練習が充てられてしまっていたのである。非公開である以上どうしようもないので、我々は一旦サイン列に並んだ。ところがいつサイン会が始まるかも告知はなく、分かったものではない。そこで、同行者は並んでいるというので私は一旦昼食に向かうこととした。

開店時間を見計らい、宜野湾のうみちか食堂にてソーキそば。開店と同時に入れたのだが提供に時間がかかっていた印象がある。今回の旅行では沖縄そばを何回も食べたので、美味しかったのだが正直なところ印象が若干薄れている。強いて言えば、肉より骨の方が多かった印象があるのと、スープが飲みやすかった。

食事中に、屋外ではスコールが襲来。このスコールがまたくせ者であった。スコールのせいで、午後の屋外練習は中止になり、全て室内練習場へと変更された。そうすると、やれることは何かといえばサインを待つだけ。

その結果、サイン列はごらんの有り様である。しかも、例によって開始時刻の告知はない。結果、もらえたサインは岩田選手の1名のみ。1名もらえたらよいのではないかと思う人も多いだろうが、同行者によれば通例キャンプでは5、6名以上の選手からサインをもらえるので、これは少ないほうであるとのことだった。



▼以下、苦言ゾーン(クリックで表示)


閑話休題。翌10日は休養日であるので、我々はこれにて宜野湾を離脱した。

フラッグはカッコいいと思う。

離脱前に、宜野湾トロピカルビーチも訪問した。沖縄は本土に比べ砂が白いような気もする。海の色はより青緑に近いのだが、いかんせん雲が…

さて、ここからは気持ちを切り替えてグルメタイム。至近にある「ソトナベ」にてアグー豚のしゃぶしゃぶを頂くこととした。

満喫セットをシェア。柔らかい肉ながら、脂っこさは不思議と無く、食べやすい味だった。肉4種の違いは実は分からず、「これでは正月の格付けチェックには出られないな」となった。アグーだしおよびすき焼きだしとの相性もよく、大変満足のいく食事だった。チャンプルーなども追加して頂いた。

サンエーでかりゆしシャツを購入後、夕食が早かったこともあり、南部の観光へと向かった。

日没少し後に到着したのは、DMMかりゆし水族館。DMMだけあって、映えを重視した展示であると感じた。

ペンギン、エサ中

動物エリアでは、実際に客が通るルートに柵なしでナマケモノが生息していたのが印象的だった。

また、水槽の上を歩いて通過することができるコーナーがあった。歩いたところ若干アクリルがきしみ、本当に大丈夫なのかとちょっと不安になった。

虹の顔つき(2) – しずくがこの水族館を訪れていた

その後は那覇市役所4に駐車し、国際通りを訪問。「那覇の渋谷」といっても差し支えないような雰囲気で、夜遅い時間でもにぎわっていた。

現在アニメ放送中の「沖ツラ」。こちらも推されていた。

道中、御菓子御殿にてお土産を選定。まあ定番どころがいちばんいいよね、と思った。

県庁から牧志へ向かい、一通り歩いたが、人が多いのと観光客向けのお店がその大半を占めており、その点でも「那覇の渋谷」という表現は適切であると思っている。確かに一度訪問した方が良い場所ではあるが、だからといって「沖縄らしい」かというと、若干の疑問はある。まあ、どこに行ってもとりあえず繁華街には行くのではあるが。

最後に若干虹の顔つきになり、この日は終了。順に、かすみ・ランジュのシーンと、それから集合写真の自撮りを行っていたさいおん☆うふシーサーの前と、牧志公園。

モノレールで県庁前に戻り車を回収し、投宿しこの日は終わりとした。
ちょうど着替えが尽きたので、一旦すべて洗濯・乾燥した。民泊型の宿だからなせる技である。

  1. 多分、マクドのドリンクLより多い。 ↩︎
  2. ハンバーガーと野球についてはかなりのこだわりの持ち主という設定があるので、米国文化が浸透しプロ野球キャンプの行われる2月の沖縄と相性はよいと思うのだが、2章組である。 ↩︎
  3. 当該シーンで果林は困惑していたので括弧書きとした。 ↩︎
  4. 物語のクライマックスのランジュと歩夢の会話シーンはこの横なのだが立ち寄る余裕がなく。また向かいの建物が「それでも進み続ける」のところ。 ↩︎

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