九州・沖縄旅行記 4.ヤクルト浦添キャンプ

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4日目はようやくの晴れ。沖縄らしい青空と、少しは暖かくなった気候を肌で感じることができた。この日はDeNA・中日とも休養日であるので、沖縄そばを頂いた後ヤクルトの浦添キャンプを訪問した。

この日もA&Wで軽く朝食。フィッシュバーガーのモーニングセットとした。その後、北谷の沖縄そば「浜屋」へとハシゴした。

ここでは三枚肉そばおよびじゅーしぃを頂いた。じゅーしぃは様々な味が混ざっており食べやすかったが、ひじきが苦手な筆者としてはそこがひっかかる点となった。三枚肉そば(小)は、骨無し肉と玉子のアクセントが良かった。有名店だけあり、様々な有名人のサインが所狭しと飾ってあったのが印象的だった。今回いろいろな沖縄そばの店に行ったが、違いが分かったかというと正直怪しい。

同日は米国本土でスーパーボウルが行われており、近隣のスポーツバーと思しき場所が大変盛り上がっていた。時差の関係もあってか、朝から元気だなと思った。

北谷の海。こういう海が欲しかった。

ここからはヤクルトの浦添キャンプ地まで一直線に移動。駐車場が埋まっていたこともあり、近隣の別の駐車場に駐車。

キャンプ地まで移動する途中には、「アベック駐車禁止」との面白い看板があった。どうもこの土地は、南西の那覇空港方面・海側を見下ろすことができる景勝地であり、夜景が美しいのだろうが、名指しして禁止する精神性が面白かった。

浦添キャンプ地の入り口

浦添到着時、行われていたのはシート打撃練習1であった。いくつか写真を掲載する。

反応するスピードガン
このあとサインをくれる武岡選手
中央が茂木選手

1時間ぐらいシート打撃練習を見学した。実戦形式ということもあり、紅白戦に近いチーム内での対戦を観ることができた。スピードガンが反応していたのも面白かった。また、毎回打者ごとに、例えば1死1塁などシチュエーションが指定され、その中でバントの練習などもあわせて行われていた。ヤクルトに今年移籍した茂木栄五郎選手も練習に参加していた。普段他球団をまじまじと眺める機会は少なく、正直なところ分からない部分も多かったが楽しんで観ることができた。

このシート打撃の練習はかなり長時間に及び、3時間ほど行われていた。その間に同行者と再度合流し、サイン探しをしたものの目立った戦果は得られず。遅めの時間にチュロス、そしてポテトを頂き、分散した昼飯とした。

その後、どの出口に行っても選手が出てくることもなく、同行者の帰り時間が迫っていたので、失意の中に浦添を去ろうとしたその時であった。サブグラウンドの入り口で武岡選手がサインを書いていたのである。すかさず我々も列に並び、その時を待った。

練習終了後ということもあり時間で切られることは無かったが、ぽつりと「増えとるやん…」とつぶやいたのが印象的だった。

これには我々のテンションも急回復。ラミレスではないが「どう始まるかではなく、どう終わるか」を体現した浦添であった。

同行者の飛行機の時間が迫っていたこともあり、我々は満足げに那覇空港へと向かった。筆者はこのあとの旅程があるので、那覇空港近隣・波の上地区のヤマト運輸の前で下ろしてもらった。

なぜヤマト運輸か。話はこの日の朝に遡る。後半の旅程では一切使わない野球関連のユニフォームなどを圧縮袋に入れスーツケースにしまおうとしていたその時、圧縮袋から妙な破裂音がした。要は圧縮の仕方を間違えて、体重をかけていたら圧縮袋を破壊してしまったのである。今回、圧縮ができなければ荷物を持ち帰ることはできない。そこで圧縮袋を買い直そうか考えたのだが、よく考えれば、圧縮袋も1000円近くはするので、そんなことをするより、多少お金を積んでも非圧縮のまま自宅に送り返したほうが楽であると考えた。

そこでヤマト運輸の店舗で発送することとしたのである。翌々日着であったので、筆者の帰宅よりも先にこの荷物は自宅に到着した。想定よりもサイズが大きく、100サイズとなり3000円近くしてしまったが、楽をするには良いチョイスであったと思う。ついでに同行者の送り漏れも発送した。

ヤマト運輸での発送手続を完了した後、近隣のニッポンレンタカーでその後の足を調達。今回は「沖縄ウィンターキャンペーン」を活用し、2日・補償ありで普通車Sクラスを12000円で借りられた。車種は一般的なヤリス(白)であったが、ナンバーが「れ」2であり沖縄らしいと思った。

那覇市役所まで車を回送し、沖縄に到着していた、筆者が半ば拉致したこれ以後の同行者である、ちょくちょく虹ヶ咲関連のイベントに連番する村上奈津実のファンと合流。ここからは、虹のトキメキを求める旅の始まりである。

この旅3度目の牧港のA&Wである。こちらはえいがさきの劇中で食されていたA&Wバーガー。ここまでバーガーを温存した甲斐があった。

まあ味は普通のハンバーガーだなという感じで、これといった特色は感じなかった。やっぱルートビアっすね。

この日の朝からずっと、妙にA&Wの前で記念撮影をする、オリオンビールのシャツを着た集団がいると思ったら、この席の裏の横断歩道のところにちょうど自撮り用のスタンドが設置されていた。だから入れ替わり立ち替わり記念撮影する軍団が来たんですね。

夕食を摂った後は、沖縄自動車道を一路終点へ向かい、本日の宿へと向かった。沖縄道は交通量も多くなく快適に走ることができた。また北部エリアは一般道も路線条件が良く、カーナビの予想到着時刻をかなり巻くことができた。

宿は本部町内の南の方に取った。1泊4400円とリーズナブルであったが少し風呂が狭かったかなと感じた。

  1. 試合ではない、と解釈してよいだろう。 ↩︎
  2. 「わ」ナンバーが枯渇した場合に利用されるレンタカーのナンバー。沖縄・札幌のみで使用されている。 ↩︎

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